【100円ショップ業界が好調な理由!】業界リサーチから仕組みを紹介!
こんにちは!
私たちが子供の頃と違って100円ショップのクオリティって年々、良い方向に変化してますよね。
最近では、イベント商品も豊富で、ハロウィン・クリスマス・誕生日・祝い事など100円ショップに行けば、部屋のデコレーションは困らないと思います。
またシーズン商品にも力を入れていますよね。☆
そうそう!おもちゃも、小学校の低学年ぐらいまでなら喜んで選べる品揃え。
正直、これ100円は高すぎる!とか、逆にこれが100円!?
原価はどうなってるの?と思う商品ありませんか?
今回は、100円ショップの業界情報・儲かる仕組みを紹介します。
目次
①100円ショップ業界
売り上げベスト3の紹介!( `ー´)ノ
(1)ザ・ダイソー
皆さんがご存知のザ・ダイソー。
業界第1位!
運営会社は、株式会社大創産業(だいそうさんぎょう)です。
2018年現在、国内に約2,900店舗・海外26ヶ国に約1400店舗を展開しています。
上記通り、海外展開も積極的にしており今後も拡大路線を推移中です。
従業員1000名
売上高4,200億円(2017年3月現在)
(2)セリア
業界2位の百円ショップです。
運営会社は、株式会社セリア。
国内に約1500店舗を展開してます。
コンセプトは「100円ショップらしくない100円ショップ」としています。
100円ショップにありがちな安価な粗悪品のイメージの払拭を、図かる商品開発をしています。
店内雰囲気・商品も女性をターゲットにして品揃えしています。
従業員数407名、パートタイマー約8,000名 (2017年3月末現在)
売上高1590億円(2018年3月期)
(3)キャンドゥ
業界3位の百円ショップです。
運営会社は株式会社キャンドゥ。
国内に1034店舗を展開してます。
現在、インターネット販売に、力を入れておりSNSを使用したり売上を伸ばしています。
従業員数 632名 、パートタイマー3,554名(2017年11月末現在)
売上高688億円(2017年11月)
②100円ショップ利益の仕組み
(1)商品について
先ほど述べた原価ですよね!( ゚Д゚)
生産は、人件費がかからない海外での生産がメインになります。
そしてもちろん大量生産。
大量生産での軽減・輸送コストの軽減・人件費の軽減で100円を企業努力で実現しています。
しかし、調べてみると原価が100円以上する商品もあるみたいです。
ただサービスではないので、季節品とか数量限定ではないかと思います。
1つの商品の利益では考えなく、利益の高い商品、低い商品を、全体平均で何%の利益を確保する商売で経営されています。
だから幅広いジャンル商品を揃える事が必要です。
(2)購買意欲作戦
皆さんこう言った事ないですか?
目的の1つの商品を購入しに100円ショップに来店。
そして気が付けばに、目的の商品とは関係ないものも一緒に買っている。
そうなんです。高ければ迷ったり目移りも少ないんですが100円だと買ってしまうんです。
『100円だから購入をためらわないんです!』
(3)陳列の仕方
どの業界も同じだと思います。
利益率が高い商品は、目の行く場所に陳列されます。
また、飽きられない売り場作りが徹底されています。
お店に入ったら、夏なら海商品、バーベキュー商品、うちわなど夏対策商品。冬なら、クリスマス商品、お正月商品など展開され誰もが、四季のイベントを意識するラインナップが揃っています。
(4)人件費・予想利益率
①で紹介した、店舗数と従業員の比率の確認お願いします。
店舗数=従業員数の数字を見ると1店舗に従業員がいない事になります。
(セリア 1500店舗展開で従業員数407名です。)
本部従業員を考えると、もっと厳しくなりますね。
おそらくエリア毎で従業員の方が統括されていて、パートタイマーの方でお店を管理されている事が予想されます。
これも人件費を考えると、大きく節約されていますね。
紹介させて頂いた事をトータル的に考えると商品での利益率は約30%ぐらいではないかと考えます。
③まとめ
昔は文房具は、本屋さん・文房具屋さんに行きました。
お菓子・オモチャは、駄菓子屋さんに行きました。
言い出したらきりがないものが100円ショップで購入出来ます。
しかも100円なんです。
この業界は、株価含めまだまだ、成長路線です。
今後も気になる業界ですね。
では!('ω')ノ